2025/10/03 09:33

夜にもコーヒーを飲みたいけど、眠れなくなる。妊婦なので、カフェインは避けたい。などでお悩みの声が届き、カフェインレスのコーヒー豆を仕入れもうすぐ到着します。

【どうやってカフェインを抜くの?】

デカフェのコーヒーは、生豆の状態で特別な処理工程を経てつくられます。化学物質を使う方法、炭酸ガスを使う方法、水を使う方法など。大きく分けて3つの製造方法がありますが、今回入荷した商品は、水を使った製造方法によってカフェイン成分が除去されています。

コーヒー生豆に含まれているカフェイン以外の成分が溶け込んだ水に、生豆を入れます。すると生豆からカフェインだけが外へ出ていくという現象が起きます。こうして生豆からカフェインだけが取り除かれるという原理です。
カフェインの抽出後は、3種類のドライヤーを使い分け、ゆっくりと均一に乾燥させていきます。こうした丁寧な後処理が、急激な乾燥による味の劣化を防ぎ、素材の良さが残ったままのデカフェのコーヒーが出来上がります。 エチオピア有数の産地、シダモで生産された明るさと華やかさを持ったコーヒーと、メキシコのオリサバ山の綺麗な水が織りなす、デカフェとは思えないほど上質なデカフェのコーヒーです。

【味は普通の豆と変わる?】
試飲してみましたが、通常の豆とほとんど変わりません。というか、違いはわかりません。しいて言うなら少し軽い感じがしました。これは、ローストの状態で変わるでしょう。
「Medium Roast(中煎り)」 キャラメルやハニーなどの風味を感じます。甘さも出てきて、程よい飲み心地です。
「Dark Roast(深煎り)」 ダークチョコレートのような味わいです。クセがなく落ちついた印象です。

今回の豆はブラジルのCarmo Coffees(カルモコーヒー)社のロットでつくったデカフェのコーヒーです。デカフェ特有のデカフェ臭は気にならず、コーヒーの持つ本来の味を感じることができる一品です。クセがなく、幅広い層に受け入れられやすい味わいです。

CarmoCoffees社

Carmo Coffees(カルモコーヒー)社は、ブラジルのスペシャルティコーヒーを代表する輸出業者で、ルイス・パウロさんとジャック・カルネイロさんにより2005年に設立されました。従兄弟の2人は、カルモ・デ・ミナス地域のコーヒー生産の品質向上と国際的な認知度向上を目指し、地域の小規模生産者さんと連携しながら、革新的な栽培方法と精製技術の導入に取り組んでいます。


山の清流と丁寧な乾燥が上質さをつくり出す

この商品のデカフェ加工は、メキシコにあるDescamex(デスカメックス)社で行われています。メキシコの最高峰、オリサバ山から流れる綺麗な水を加工に使用していることが特徴です。山からの恵みの水を使用するため、「マウンテンウォータープロセス」とも呼ばれています。


山の清流と丁寧な乾燥が上質さをつくり出す

この商品のデカフェ加工は、メキシコにあるDescamex(デスカメックス)社で行われています。メキシコの最高峰、オリサバ山から流れる綺麗な水を加工に使用していることが特徴です。山からの恵みの水を使用するため、「マウンテンウォータープロセス」とも呼ばれています。

◆【デカフェ】ブラジル カルモデミナス ナチュラル (カフェインレス)